会員の声

 博多支部  松本 弘さん 『明るく・元気に』 

2011年01月13日
 松本さんが就業されている博多区博多駅前3丁目の「(株)イエック」にお訪ねし、お話を伺いました。

 私が、シルバー人材センターに入会した動機は、65歳の時に会社先輩の勧めで、博多支部に入会しました。入会後、二つ目の就業先が「(株)イエック」の屋内清掃作業です。
 私たちの作業内容は、同じビルにある『公務員ビジネス専門学校』と『福岡リハビリテーション専門学校』の屋内清掃作業です。2つの専門学校内の教室やフロア、階段などの清掃をしています。この作業は階段の上り・下りが多く、足腰が鍛えられると笑いながら話しを続けていただきました。
 博多支部からは、5名(男性1名・女性4名)が就業しており、2班体制で午前・午後を交替で作業をしています。女性の皆さんは、毎日を元気で明るく頑張っていますし、作業はみな迅速・正確です。私は現場の責任者となっていますので、就業している皆さんの安全や清掃等の業務にクレームが無いように緊張感を持って作業をしています。
 専門学校では、若い学生さんが良く挨拶をしてくれます。その度に、私も明るく挨拶をしていますが、声を掛けられると嬉しくなり元気がでます。それに若い人たちを見ていると、自分の歳のことを忘れるほどです。また、専門学校の職員の方が行事日程等を親切に教えていただけるので、清掃作業も円滑に行うことが出来て感謝しています。
おかげで、私の体調は、すこぶる良好で体を動かすことの大事さを感じています。
 趣味としては、昔はゴルフもやっていましたが、体力的なことからやめました。今は、映画鑑賞や読書などで余暇を楽しんでいます。
また、シルバー人材センターの皆さんと知り合いになれたことも良かったと思います。
 これからは、まだ、体力や気力もありますから、出来る限りシルバー人材センターの仕事を続けたいと思っています。

中央支部 浜 泰浩さん  『博多仁和加』 

2010年12月14日
 浜さんは、生まれも育ちも生粋の博多っ子で、唐人町駐輪場で就業されており、 その人柄は知る人ぞ知る会員であります。
 駐輪場を訪問して名刺をいただいてびっくりしました。
 名刺は福岡市無形民俗文化財指定 博多仁和加振興会 相談役 浜 泰浩 (芸名:千鳥足)です。
 博多仁和加を正式に始めて、10年近くになり、三味線は8年だそうで、はたまたびっくりしました。
 浜さんは子供の頃、親から「人様から笑われる人にはなるな」とよく叱られていたそうですが、会社勤めをする中で、宴会などで何か面白い事が出来、人を喜ばせることはないかと考えたのが「博多仁和加」のきっかけだそうです。 今年度、中央支部地域懇談会にもすでに2回お招きし、風刺の効いた話芸をご披露いただき、会場をいっぱいの笑いで満たしていただきました。
 浜さんは「聞いてくれる人が楽しく笑ってしまう、最後のオチを考えるのがいつも難しい」と話しておられました。
 また、浜さんは駐輪場での就業を両立させながら、老人ホーム、病院、公民館、福岡市一日周遊観光バスなど、精力的に訪問し、行く先々で笑いを誘い、皆さんの人気者となっています。
 第54回博多盆仁和加大会(博多仁和加振興会主催、西日本新聞社後援)が8月22日開催され見事、浜さんが優勝されました。
 ここで、その作品を紹介します。
       “与野党が対立する衆・参のねじれ国会を嘆いて”
            「かあさんの実家ば見習うてもらいたかやな。
                 しゅうとさん(衆と参)が折り合うとる」
 普通の人は人前で話す事すら苦手なのに人前で笑いを誘う、浜さんは博多にはなくてはならない無形民俗文化財であります。

城南支部 仲道益雄さん 『モノ作りの楽しさを伝えたい』

2010年11月15日
『五重塔を製作中の仲道さん』
□ 間もなく80歳を迎えるという仲道益雄
さんが入会してから1年が経とうとして
います。比較的高齢での入会ですが、入会
の動機についてお尋ねしました。

長年、神社仏閣の内装や船舶の艤装(ぎそう)工事(こうじ)に携わってきましたので、モノを作るのが大好きですし、得意です。そのような関係で、小学校や子どもさんの集会から、竹とんぼや手作り鉛筆教室・粘土細工の、モノ作り教室の講師として招かれることがあります。

シルバー会員の手芸作品を拝見する機会がありました。歳も歳だし、体力を必要とする仕事や現場に出向いての作業は無理ですが、モノ作りなら私の特技や知識が活かせるのではないかと思って入会しました。
 
□ 今、どんな活動をしていますか。また、毎日をどのように過ごしていますか。
そして、将来の夢は?

皆さんの喜ぶ顔を見るのが好きな性分ですので、依頼があれば出来る限りどこへでも行くようにしています。
城南区の小学校では、主に竹トンボ作りや鉛筆作りを指導しています。ボランティアで訪問する高齢者の福祉施設では、腹話術や詩吟、南京玉すだれ、バナナの叩き売りなどを披露し、喜んでいただいています。もちろん、腹話術の人形や南京玉すだれに使う小道具も手作りです。
 毎日、教室の講師や慰問をしているわけではありません。家内も紙工作が趣味ですから、出掛けないときは、夫婦揃って必ず何かを作っています。ですから、やることが何もなくて困るということはありません。
私が今、手がけているのは五重塔です。朝起きてから寝るまで作品作りに没頭します。自分で引いた縮尺図面を脇に、寸分の狂いもないように作りますから完成まで2~3週間は掛かります。
 夢というほどではありませんが、出来る限り多くの人に、作品を観てもらいたいと思っています。そのためにも、会員作品を展示する常設会場の開設を心待ちにしています。

早良支部 駐輪場班長の天野俊實(としみ)さん

2010年10月15日
 立秋とは言え、まだまだ暑さの残る昼に、仕事を終えた天野さんと早良支部でお会いしました。


駐輪場での仕事は・・・
 天野さんが就業している藤崎駅駐輪場には、早良支部の会員31名(女性3名を含む)が就業しています。ここの駐輪場では第1駐輪場と第2駐車場を合わせて700台を超える時もあります。その仕事の内容は、お客様からお預かりする自転車の整理整頓・売上の精算・定期券の発行等多岐に渡ります。駐輪場は、午前5時半から午前0時半までを4交替で管理しています。1日で一番忙しいのは、もちろん朝の通勤通学時で、「猫の手も借りたい」時もあります。
又、天野さんは今年4月に早良支部の駐輪場班長という大役に推挙されて、早良区にある地下鉄6駅(西新駅・藤崎駅・室見駅・野芥駅・加茂駅・次郎丸駅)の駐輪場に就業している約160名(女性9名を含む)の責任者を務めていますが、班長になって間もないことでもあり、現状は各駐輪場のリーダーにお任せすることも多々あります。

入会の動機と時期は・・・
 62歳で会社を退職しましたが、まだまだ体力も気力もあり仕事を続けたいとの思いで、平成19年4月に入会しました。これまでの仕事はデスクワークが多く、出来れば身体を使う仕事を希望していましたが、直ぐに現在の藤崎駅駐輪場への就業が決まりました。

仕事での喜び・辛さは・・・
 喜びを感じるのは、お客様から感謝の言葉を頂くときです。「ありがとう」「ご苦労様」「助かります」を聞くと疲れも取れます。
辛いと思うことはあまりありませんが、仕事を始めた頃は朝5時半の始業に遅れないように、目覚し時計3個を3時半にセットして寝ました。職場では立ちっ放しが多く、自転車の整理整頓でも身体を使うので、これが健康の維持に役立っているのだと思っています。

心掛けていることは・・・
 お客様に気持良く駐輪場を利用して頂くため、しっかりした「あいさつ」を心掛けています。班としては、班員の協力を得て、良好な「チームワーク」を創ることと、これからはワークシェアリングにより増員される新人の教育に力を入れていきたいと思っています。

趣味は・・・
 「マラソン」でしょうか。若い頃から野球のトレーニングとして始めましたが、今でもハーフマラソンを主体に走っています。福岡シティマラソンには毎回出ていますが、今年はマラソンブームの影響でしょうか、申し込みましたが既に満員でした。

 天野さんは、炎天下を自転車に乗って、笑顔を残して帰って行きました。

“社会参加の喜び”   西支部  冨田 律子 さん

2010年09月15日
笑顔の冨田さん
区役所フロアで案内中の冨田さん
 夫の勤務の関係で各地で暮らしておりましたが、定年退職数年後の平成13年、夫と私の出身地九州に落ち着くことにしました。それも福岡に決めました。
 永く住んでいた神戸で、「書道」や「調理」また他の地で「手芸」「洋裁」と色々なものの教室に通い、子育ての中で、バレーボールも楽しんでおりました。
福岡に落ち着き、先ず夫婦でボランティア活動に参加しました。
ところが、何か物足りなさを感じていた頃、夫が「シルバー人材センター」の存在を見つけ、早速二人とも西支部で入会手続きをしました。それが平成13年9月のことです。
 夫は剪定班に入り、私は最初歯科医院の事務手伝いに就業しました。
その後、調理、屋内清掃、チラシ配りなどしましたが、平成19年に区役所での「フロアマネージャー」に就業することになりました。
 何の仕事でも苦労はつきものです。
 歯科医院事務手伝いでは、医者、看護師とのコミュニケーション維持の難しさ、或いは複数人就業の場合は、会員同士の意思の疎通、連絡・引継ぎの重要性をつくづく感じます。
 フロアマネージャーでは、区役所に訪れる方に如何に的確に、しかも親切に案内が出来るか気を遣います。
 中には「社会保険は何処ですか?」とか「保健福祉センターは?」「郵便ポストは?」等など色々なお尋ねがあります。いつでも笑顔で、場合によっては屋外まで出て案内することがあります。
 今は、フロアマネージャーリーダーをさせていただいておりますが、殊の外「ホウ・レン・ソウ」〈報告・連絡・相談〉の重要性を痛感しております。

 冨多さんは、「苦労はありますが、社会参加の喜びと、多くの方に出会える喜び、そして有難うの言葉を頂いたときの喜びが、今の生き甲斐です」と、一見気丈な中に穏やかさを感じる言葉を聞きました。