会員の声

俳句の会「鴻臚」をお訪ねして

2009年06月22日
 シルバー人材センターに入会すると、サークルに入会し、多くの方と交流を深める機会が待っています。
 熱心に活動しているサークルの中で、今回は、中央支部の俳句の会「鴻臚」定例句会に飛び入りで参加させていただきました。
 四角く作られたテーブルの正面には、ご指導いただいている古賀伸治先生(日本伝統俳句協会会員)と会長の大津会員が座を占めています。
凛とした雰囲気の中、十数名の会員が全員の投句した俳句の中から好みのものを選び、その句が披露されていきました。(「披講」というそうです)
 このときの参加者の表情は、楽しげな緊張感とでもいえばよいのでしょうか、時に笑みがこぼれ、同好の知己を得た喜びに満たされているようでした。
 会長の大津会員にお尋ねしたところ、
「皆様、例会を楽しみにしておられ、たまたまお休みの方は、必ず事前に自作の句をお持ちになりますよ」とのことで、サークルのぬくもりがそのまま心に響くようでした。
 これから短歌、川柳、俳句などのサークルを作ってゆきたい方には、
「一生懸命お手伝いいたしますよ」と、会員から深く感謝されているこの会の発起人、大津会員の力強いお言葉でした。


 この日、参加の皆様から一句頂きましたので、披露いたします。

  散り際もあでやかなりし春牡丹      石田妙女
  小春日の母なき里を歩きけり       大津英世
  娘と語る母と我との在りし春       梶原靜枝
  カーネーション巻き戻したき母との日  桐井玉子
  春愁のおしゃべり姉の淋しげに     児島節女
  雨音の六月濡らし海へ去る        小林奇遊
  新緑の向こうに透けし朱の鳥居     榊よし子
  老猫も語らひの中花の夜         佐野貞昭
  春寒し藍染川に色は無し         重松雅女
  吹く風はサラダ色して夏立ちぬ      田中すみれ
  みちのくの勿忘草を我が胸に       中村幸女

                        平成21年5月9日(土)俳句の会「鴻臚」定例句会にて


僕のお宝 「子供たちから貰ったこの寄せ書きこそ何よりの宝物です」

2009年05月29日
感謝の言葉が書かれた“お宝”を前に 喜びを語る鳥部一路さん
 城南区の会員鳥部一路さん(75)が持ち出してきたのは、模造紙いっぱいに記された寄せ書きです。それには「ナフキンやエプロンが縫えるようになって嬉しいです」とか、「初めはミシンの使い方が分かりませんでしたが、おじさんのお蔭でミシンがけが楽しくなりました」など、城南区堤小学校5年3組の生徒37名のミシンの使い方を教わったことへのお礼と、感動とが思い思いの言葉で書かれていました。 
 「17歳で紳士服の仕立屋さんに弟子入りし、テーラーとしての修行を積み、昭和39年には『世界紳士服コンクール』で技術賞を受賞しました。全国のお得意さんから注文をもらい、オーダーメイドの紳士服を作っていましたが、全国を飛び回る生活に疲れを感じるようになって11年前に一線を退きました」。
 テーラーとして世界トップクラスの腕前を持つ鳥部さんが、ボランティアで堤小学校のゲストティーチャーとしてミシンの掛け方を指導したのは昨年の11月のことです。
 「この話があったとき、長年の技術が役に立つのであればと思って引き受け、糸の掛け方や縫い方など6回に分けて指導しました。正しくミシンを使えばちゃんとした布製品ができるものですが、子供たちがあんなに喜んでくれるとは意外でした。その笑顔こそ私の何よりのエネルギーです。学校からは『今年もお願いします』と言われています。もちろん、喜んで引き受けるつもりです」と言葉を弾ませる鳥部さん。
 11年前に福岡市シルバー人材センターに入会し、普段は月に10日程、街頭指導に精を出している鳥部さんですが、再びゲストティーチャーとして教壇に立つ日が待ち遠しくてたまらないといった様子で近況を話してくれました。

早良区役所駐車場管理の松井誠さん

2009年05月15日
桜も散った4月の午後、忙しい時期を過ぎて一息ついている松井誠さん(66歳)にお聞きしました。

《仕事の内容》
 区役所へ車で来られた方に駐車場の案内をすることです。早良区は区域が広く、区役所から遠くに住んでいる方にとって自動車は必要です。いつも満車状態で入場待ちの車が道路にはみ出しており、如何に円滑に入れるかを問われます。ここには会員4人が2人一組になり一日おきに就業しています。
 60台収容の駐車場に、普段は1日当たり600台位ですが、3月・4月の忙しい時期は1000台以上の自動車を案内しています。又、駐車場内の美化・整備も重要な仕事です。

《入会の動機》
 平成17年の夏に健康の維持と生きがいのために入会しました。直ぐにその年の10月から現在の区役所駐車場に就業して3年半になります。


《心掛けていること》
 先ずは“挨拶”と“言葉遣い”に気を付けています。次に相手の立場になって対応するようにしています。特にお年寄りや身体が不自由な方には、思い遣りを持って接するように心掛けています。

《喜び》
 来訪者が目的を終えて、帰り際に「ありがとう」の一言が喜びです。

《苦しみ》
 見た目より厳しいもので、夏場の暑さ・冬場の寒さは耐え難いものがあります。

《趣味》
“竹とんぼ作り”です。早良支部でサークル(名称:スーパー竹とんぼクラブ)を立ち上げて活動しています。メンバーは10人余りで、毎月末の日曜日の午後に、全員で竹を削り、無我のひと時を過ごしています。これまで「ふれあい室見川」「RKBラジオまつり」等の行事に参加して喜ばれています。孫達に「ジィジすごいね!」と言われたくてこれからも続けて行きます。

生け花で見る「美」- 会員 福田恵美子さん ―

2009年04月30日
民家を改造した施設
花を生けている福田さん
 平成17年に、デイサービスセンターとして開設された「ケアセンター 美・ホーム」が西区にあります。
 開設者の弘中社長は、「身体に弱さ」をおぼえる人達に「支援の手を」との信念で、早くから「介護関係の器具・用品」等を取り扱いながら「訪問介護」「居宅支援」などの事業を展開されております。
 そして4年前に「通所介護施設」として「ケアセンター 美・ホーム」の開設となりました。
建物は、旧民家の内部を改造し、トイレ・浴室は勿論、あらゆるところに利用者の方が「安全」と「快適」を満足出来る様にと、細やかな心遣いがあります。
「通所介護施設」開設に伴って、「利用者に心の豊かさ」をと、「生け花」「書道」「絵画」を利用者に指導して欲しいと、当センターに依頼がありました。
 ここでは、「生け花」の指導をしている福田恵美子会員を紹介しましょう。

 福田さんの流派は「池坊」です。
 福田さんのモットーは、「天・地・人」等の基本は崩さず、「利用者の方達の個性の表現を大事にすることです」と言っておられました。
 用意された数々の「花」が、花器の剣山に「パチン、パチン・・」と心地よい「鋏の音を奏でながら・・・・」形作られていく様は「生み出す美」を感じさせます。
 福田さんの「手直し」が終わり、完成した「生け花」を見つめる「先生と生徒?」。無言の一瞬は、この姿こそ、何時までもありたい「喜び」のように取材者には見えました。

東支部会員 宇佐美 重行さん

2009年04月13日
1.入会の動機
 平成17年6月にS社(厚生労働省検査代行機関の検査員)を定年退職し、人生を有意義に過ごしたいと思い入会しました。
 若い頃から「何でも屋」として活躍した経験を活かすべく、剪定以外のことなら何でもお引き受けさせて頂いています。

2.心掛け
 サービス業とは「人に愛されることなり」が信念、「かゆい所に手が届く」ことを心掛け、「出しゃばらず引っ込み過ぎず」がモットーです。

3.喜び
 依頼主は高齢者が多く、悩み事、病気・病院のことなど身の上話や、時には相談事をされたりしますが、作業をしながら相談に乗って喜んでいただいたり、役に立ったときはこちらもうれしいですね!

基幹事務担当より
 宇佐美会員は若い頃からの経験が豊富で、「何でもすぐやります」と単発・短時間の申込を快くうけてもらい、下見から実行まで利用者とのコミュニケーションもよく「次もお願いします」と指名もかかります。
 バイクの移動ですから運転には十分注意されて元気に頑張って頂きたいと思っています。