会員の声

西区 配食班 榊 優子さん 「配食に喜びをおぼえて!」

2012年09月14日
配達の準備をする榊会員と仲間
 スーパーマーケットでの仕事が終了し、ハローワークへ行こうと思いながらも、「この年齢では簡単に職は見つからないだろう」と思い、職探しもせずにいた或る時、友達から「元気なうちは何かしないと!」と、勧められたのが「シルバー人材センター」でした。
 シルバー人材センターの事は何も知らないまま「新入会員説明会」に出席しました。それが平成23年12月のことです。入会後間もなく「家事援助」で紹介を受けながら、家での事情で丁度都合が悪く、就業出来なかったのです。「まあ、未だ入会して日が浅いからそのうち何かあるでしょう」と連絡を待っていました。
 今年1月末、「配食」への紹介連絡を受けたのです。「新入会員研修会」で、23年度の西区の配食班は自動車事故が多く、殊の外、配食班については「安全就業」の指導が厳しい事は承知していましたが、OKの返事をして2月1日から就業することになりました。
 それまで、あまり気にしていなかった西区の風景に、配食により感動したのです。
 西区の配食地域は室見川から糸島半島まであるのです。配食就業は最初の1か月は、地理勉強等で運転させていただけません。もっぱら弁当配達です。ですから、走行中は助手席で周りを眺めます。しかし、今津の浜から糸島海岸の美しい風景は実に新鮮でした。
 配食している中で、お客様の様々な状態や、言葉を交わすことがあまりないお客様が気にかかり、声を掛けられないもどかしさの日々が続いていました。
 或る日思い切って、班長や配食担当に「お客様の方々に手紙を一緒に渡したいが」と相談しました。快く了解を得ましたので、自分が配達している方全員に手紙を渡しました。手紙と言っても「短い言葉」です。
「あわてず ゆっくりね。待っているよ玄関前で。ピンポン ピンポンでね」
今はにっこりしながら玄関へ出てみえるようになりました。
「また会えた あなたのお声と、わらいがお」
今では「ありがとう」と門の外まで見送りに出てみえます。
 「高齢者やからだの不自由な方と、通じ合える喜びを感じています」と、配食班に入った喜びを語る榊優子会員です。

早良出張所 筆耕班長の久保田映光さん ~筆はわが命~

2012年08月23日
指導中の久保田班長(中央)
 5月の筆耕班勉強会の前に、時間を頂いて班長の久保田さんに出張所会議室でお会いしました。現在、早良区の筆耕班員は14名で、月に1回勉強会を開いているそうです。
≪仕事の内容は…≫ 
主として毛筆での宛名書き・卒業証書書き・賞状書き・掲示物書きです。
≪入会の時期とその動機は…≫ 
60歳で会社を退職して直ぐの平成14年4月に、ゴルフ仲間に勧められてこれまでの経験が役に立てばと思い入会しました。
≪書歴は…≫ 
島根県の松江で生まれて小学校時代から書くことが好きで、いろいろな大会に出品して沢山の賞を頂いて来ました。しかし本格的に始めたのは15歳頃からで、就職した大阪で、書道で名のある諸先生の指導を受けて勉強して来ました。30歳前に福岡へ移り、それから独自に勉強を続けています。現在シルバー人材センターの仕事以外にも市内の公民館・福祉施設等で指導しています。
≪仕事の喜びと辛さは…≫ 
お客様から感謝の言葉を聞くのが嬉しい時です。書くことが楽しく、辛いと思うことはありません。
≪これからの抱負は…≫ 
シルバー人材センター本部での判定会で、班員全員が合格するように指導することです。又、最近パソコンを使って賞状等を作成する傾向にありますが、皆さんに毛筆の良さを啓蒙して行きたいと思っています。
≪趣味は…≫ 
「書」も趣味の一つですが、そのほかに「陶芸」があります。10年前から続けており、現在は週に1日 朝から晩まで土と戯れています。

お忙しい久保田さんですが、お身体を大切にこれからも班員のご指導をお願いします。

城南出張所 大川内健二さん ~庭木の剪定とトライアスロン~

2012年05月15日
 剪定を始めて10年が経ちましたが、当初から剪定をやりたいと思っていたわけではありません。ハローワークに立ち寄った折り、造園の技能講習会が開かれることを知り、受講したのがきっかけです。6か月にわたる技能講習を修了した際、「シルバーでこの技能を活かすことができるよ」と教えてもらい、入会しました。
 剪定には、思い通りの樹形に仕立てる楽しさがあります。もちろん、そうなるためには依頼主とのコミュニケーションと信頼は欠かせません。辛いのは夏の暑い中での作業と虫刺されです。特にひどいのは茶毒蛾(チャドクガ)の被害で、刺されて2度ほど病院のお世話になりました。
「体力が持たない」と剪定を辞める人が多いようですが、長年トライアスロンで鍛えていることもあり、肉体的に辛いと感じたことはありません。6月からお盆にかけての忙しい期間でさえ、作業を終えると近くのプールでひと泳ぎするのが日課になっています。
 
 毎年、「天草国際トライアスロン大会」、「虹の松原トライアスロンイン唐津」、それに福岡・海の中道海浜公園で開かれる「ジャパン・トライアスロンEKIDENイン福岡」に参加しています。時間が許せばこれ以外の大会に参加することもあります。完走した時の達成感、充実感はたとえようがありません。今後も、体力が許す限り剪定とトライアスロンは続けたいと思っています。


南支部  下田孝さん

2012年03月15日
 「環境は人の心を新たにする」といわれます。過去、各駅前周辺には放置自転車が目立ち、多くの住民の方から苦情がありました。そこで、南区役所は大橋駅前のロータリーを改修し、環境の美化に力を注ぎました。その間、南支部会員は警告ビラ張りなど苦労の連続でした。
 現在、西鉄沿線の平尾・高宮・大橋・井尻各駅周辺で街頭指導を実施しています。街頭指導員は33名で、朝7時から夕方5時半まで3班に分かれて就業しています。就業する時は、「言葉遣いは丁寧に」をモットーにしています。最近の自転車の利用者は、学生、サラリマーン、主婦、高齢者と広汎にわたっています。しかし,中には「他の人も止めているから、いいだろう」と、安易な気持ちで違法駐車をしています。私たちは道路・通路に放置されると、盗難や事故などに遭うので、「駐輪場にお願いします」と声をかけています。最近は、自転車を利用される人が、「放置区域には止めてはいけない」と自覚され、駐輪場やサイクルポストを利用されるようになりました。
 街頭指導をしていると、多くの方から「行き先」を尋ねられます。そのために、駅前付近の地図を把握して丁寧にご案内しています。また、落し物や忘れ物を聞かれます。「私たちは拾得物がある場合、交番等に預けています」と対応しています。四季折々の寒暖に関係なく街頭に立っていますが、地域商店街や駐輪場との密接な連携は欠かせません。先般、井尻駅周辺で、「しいのみ学園」の創始者で現在105歳になられる昇地三郎先生より、「毎日、ご苦労さまです」と声をかけられました。言葉では言い尽くせない喜びと感動を頂きました。
 下田会員は、まもなく傘寿になられます。お会いしたところ、仕事に対する意欲がみられ「まだまだ、働けますよ」と語られました。健康に留意されて、ご活躍されますように祈っています。

中央支部  多田靖彦さん

2012年02月15日
 中央支部のゴルフが好きな多田さんにお話を伺いました。
 
 入会の動機は60才で会社を定年退職し、その後1年間骨休みのつもりで色々と遊んで来ました。しかし、1年も遊んでいると体も鈍ってくるし、目標のない生活に飽きが来ました。
 その頃、家内からシルバー人材センターへの入会を勧められ健康と生き甲斐のある生活をしたいと考え入会しました。
 現在は、天神シルバービルの自動車駐車場で案内業務をしています。最近は幅や高さの高い車が多くなっていますが、ビル内の駐車場なので制限などあり困難な状況もあります。特に外国車や高級車には非常に気を遣います。お客様に顔を覚えられるまでは大変でしたが、今日までトラブルもなく順調に就業しております。
 趣味はゴルフと、スナックで飲みながらカラオケを歌うのが楽しみです。ゴルフ歴は45年になりますがなかなか思うように上手になれません。年とともにスコアは下回るばかりで、最近は健康に気配りし80才まではゴルフが出来るようにと、目標を切り替えてがんばっています。中央支部でのゴルフサークル「グリーン会」の幹事も引き受けおり、年6回仲間とプレーするのが楽しみです。
 私の人生訓は「くよくよせず、前向きに残された人生を有意義に生きること」です。

 と話してくださいました。そんな充実した多田さんの人生が、お仕事にも反映していることを教えられ、私も大変励みになりました。