会員の声

東支部 久石数行さん「福岡一年」

2011年12月15日
 昨年9月、62歳になったのを機に、38年6か月、法務担当として勤務したある石油会社を退社し、10月末に東京都内大田区から福岡市東区に移り住みました。
 私は、もともと佐賀県多久市の深山の生まれ育ちです。今はその山中には実家は在りません。現在、母と3人のきょうだいは皆それぞれ佐賀市に住んでいます。
 かつては「会社を辞めたら佐賀に帰る」と思っていましたが、佐賀にも東京にも近い福岡を住処にしました。
 「毎日が日曜」状態になり、街(まち)を見て回るのが楽しく、毎日2時間ほど散歩していました。そしたら、住まいのすぐ近くにシルバー人材センター東支部が目に止まり、「何かの縁かな、ボランティア活動のお手伝いでもできるかな、また新たな出会いがあるかな」などの興味で、本年1月入会しました。4月から、就業日はさまざまな業種の事業所を訪問し、資料説明・提供とアンケートのお願いをして一軒一軒回っています。単に巡回すればいいというものではなく、毎日自分なりに工夫した事前の調査をコツコツとやらなければなりません。この夏場は、事業所訪問で1日当たり10kmほどを、猛暑の中を玉の汗、タオル地のハンカチを何枚もグショグショにし、脚を棒にしながら歩き回りました。『熱中症の一歩手前だな』と思った日もありました。一緒の仕事に携わっているほかの5人はみな私よりかなり年上ですが並でない体力の持主です。負けていられません。
 来年3月までの仕事ですのでこれから冬との戦いです。博多の寒風吹き荒ぶ中をオロオロ歩いて回ることを“楽しみ”にしております。

早良支部  井上和子さん

2011年11月15日
今年度から「福祉家事援助サービス班」班長となり、最近「手芸サークル」を立ち上げて代表となった井上和子さんにお聞きしました。

≪入会の時期とその動機は…≫
平成20年11月に、「市政だより」での募集記事を見て、夫婦揃って入会しました。これまで専業主婦でしたが、時間的な余裕も出来たので、畑仕事の延長で「庭の草取り」の仕事があったらと思っていました。
≪仕事の内容は…≫
現在、週2日程室見にお住まいのお年寄りのお世話をしています。
≪仕事の喜びと辛さは…≫
喜びは、短時間の仕事でこれだけ出来たと思う満足感です。又、私の訪問を楽しみに待って頂いていること
です。辛いと思うことはありませんが、強いて言えばお天気の悪い日に自転車で出かけることです。
≪心掛けていることは…≫
就業先の生活には、深く踏み込まないようにしています。
≪趣味は…≫
手芸とソフトバンクの野球観戦でしょうか。主人は南海ホークス時代からのファンで、一緒に足しげくヤフードームに通っています。
≪これからの抱負は…≫
仕事では、細く長く続けることです。又、9月に立ち上げた「手芸サークル」に、一人でも多くの人に参加して頂くことです。このサークルは月2回の集まりで、なかなか顔を合わせることのない会員の『ストレス解消の場』になればと思っています。

話が終わると足早に、ソフトバンクホークス応援のため、ヤフードームに向かわれました。

西支部 佐々木静男さん “健康診断を受診して”

2011年10月14日
 今年の夏で65才を迎える事になりました。
この飽食の時代、誘惑にかられる物が眼前に溢れています。又、何でも利便性の追求から歩かなくもなりました。
 現役を5年前に退き、ストレスも無く、これからは人生一回一度きり、好きな事や好きな物を食し飲んでました。
 ここ数年健康診断も受けておりませんでしたが、特定健診を昨年初めて受診してみて、驚いたことが二つ有りました。一つには前立腺癌の発覚、おまけにドクターから腹回りの脂肪が付き過ぎで、手術が難しいと言われ二重にショック。
 二つ目は体重が右肩上がりに増えていて、押しも押されぬ堂々たる「メタボ」。
九州場所に出しても可笑しくない体型になってる事でした。
 その時、西区でメタボリックシンドローム予防に取り組む人を応援する「ウエストリーグ」を勧められ、入団することにしました。今年で4年目だそうですが、知りませんでした。
 内臓脂肪を減らす為、健康作りの為、何をするか保健所の医師、保健師、栄養師、健康運動指導師がサポートして頂けるリーグです。
冬季リーグ(2月~7月)に入団し、自主トレプランを決め、生活改善記録表(スコアブック)に計画した、体重、食生活、その他を記入し、各専門家よりアドバイスを受けると言うシステムです。
 結果を思い起こすと、間食、飲酒量、夜食と食生活改善、1ヶ月で1kgの減量とウェスト1cm減。何かこのペースがリバウンドの少ないベターな型とのことで、ウェストリーグ代表として体験発表と西区保健福祉センター所長より賞状を頂きました。何十年かぶりにこのような賞状をもらい、照れ臭いやら、恥ずかしいやら・・・・・。お陰様で、血圧も下がり、脂肪肝もすっかり改善し、ベルトの位置も三つ程細くなりました。
 夏季リーグ(8月~1月)も自主プランのバーを上げ、健康作りの励み、シルバーセンターの「自主・自立、共働・共助」の基本理念の下に、これからも社会・人との関わりを大切に何らかのかたちで貢献していきたいと思います。

城南支部 末松智恵子さん “老け込んでいる暇なんてありません”

2011年09月15日
 長年、親交のある友人の勧めで平成16年6月に入会しました。当初は就業機会も少なく、センターの行事や会合に努めて参加して、顔と名前を覚えてもらうようにしました。その甲斐あってか、翌年4月に支部の家事援助事務に就くことができました。家事援助を必要とするお客様と会員さんとの連絡、調整に当たることになったのですが、当時は介護制度が改正された影響もあり、家事援助の仕事の依頼が大きく減るという事態に直面しました。そこで、依頼の受付からサービス開始までの期間を短くしたり、お客様とのコミュニケーションを密にするなど、きめ細かなサービスを心掛け、事態に対応しました。平成20年4月から支部の副委員長としてセンターの発展に努めてまいりましたが、昨年3月にその任を辞し、現在に至っています。
 入会して7年になりますが、その間、手芸サークル「マンサクの会」の発足に立ち会い、今もメンバーとして創作に勤しんでいます。サークル「歩こう会」にも参加していろんな所を訪ね歩き、常に好奇心・探求心を刺激しています。また、今年4月には女性会員のうち、料理が好きな人たちと趣味の料理の会を発足させました。
 センターに入会して良かったと思うことは、活動を通していろんな経歴や特技、考え方を持った人に出会えたことです。これが私の考え方や日々の活動の幅をグーンと広げています。今は毎日が充実しており、老け込んでいる暇なんてありません。

南支部 中野英子さん  “豊かな知識と経験を生かし、頑張っています”

2011年08月15日
 私は佐賀県出身です。学校を卒業すると、祖母より「日本刺繍の先生を紹介するから指導受けたらどう」と言われました。そこで、すばらしい師匠の下で薫陶を頂き、わずか三年間でしたが独立することができました。その後、福岡に転居して店を構えました。毎日が地味な仕事で頑なに家に籠り、着物に家紋を入れたり布地に色んな糸で絵文字や模様を縫い表す技術なので根気のいる作業でした。還暦を迎える頃、身体に不調を感じるようになりました。そのとき、知人から「家に引き籠るより外に出て、地域の人達と交流を深めた方が前向きになります」と助言され、平成18年4月に『福岡市シルバー人材センター』に入会しました。まずは軽いスポーツで体力づくりと思って、“ボウリング”“社交ダンス”“カラオケ”等を始めました。お陰で会員との触れ合いも増し楽しく過ごしています。シルバー人材センター設立25周年記念の会員作品展に、自作の着物、帯、袱紗を出品しました。又、センターの総会、芸能大会などで好きな演歌も披露しました。
 現在、老人ホームに入居されている89歳の女性の方の付き添いをし、週1回ほどボウリング場へ通っています。ストライクが取れるとお互いに喜び合いハイタッチを交わします。このようにスポーツで得られる喜びと感動を共有しながら頑張っています。年に数回は故郷を訪れ、昔過ごした旧家での想いや親族に会える楽しみで心の安らぎを得ています。
 これからの人生は昔取った杵柄を最大限に生かしながら就業し、人間関係を円滑にするために『人に優しく自分に厳しく』がモットーですと、含蓄のある言葉を頂いた取材でした。