会員の声

南支部 中野英子さん  “豊かな知識と経験を生かし、頑張っています”

2011年08月15日
 私は佐賀県出身です。学校を卒業すると、祖母より「日本刺繍の先生を紹介するから指導受けたらどう」と言われました。そこで、すばらしい師匠の下で薫陶を頂き、わずか三年間でしたが独立することができました。その後、福岡に転居して店を構えました。毎日が地味な仕事で頑なに家に籠り、着物に家紋を入れたり布地に色んな糸で絵文字や模様を縫い表す技術なので根気のいる作業でした。還暦を迎える頃、身体に不調を感じるようになりました。そのとき、知人から「家に引き籠るより外に出て、地域の人達と交流を深めた方が前向きになります」と助言され、平成18年4月に『福岡市シルバー人材センター』に入会しました。まずは軽いスポーツで体力づくりと思って、“ボウリング”“社交ダンス”“カラオケ”等を始めました。お陰で会員との触れ合いも増し楽しく過ごしています。シルバー人材センター設立25周年記念の会員作品展に、自作の着物、帯、袱紗を出品しました。又、センターの総会、芸能大会などで好きな演歌も披露しました。
 現在、老人ホームに入居されている89歳の女性の方の付き添いをし、週1回ほどボウリング場へ通っています。ストライクが取れるとお互いに喜び合いハイタッチを交わします。このようにスポーツで得られる喜びと感動を共有しながら頑張っています。年に数回は故郷を訪れ、昔過ごした旧家での想いや親族に会える楽しみで心の安らぎを得ています。
 これからの人生は昔取った杵柄を最大限に生かしながら就業し、人間関係を円滑にするために『人に優しく自分に厳しく』がモットーですと、含蓄のある言葉を頂いた取材でした。

中央支部 嶋田 しづ子さん

2011年07月15日
 私は、一昨年の2月に入会いたしました。短期間の掃除など数回就業したのち、昨年からご高齢の方のお宅で家事援助の就業をしています。
 ひとつは、娘さんとお母様の二人暮らしのご家庭からの依頼です。娘さんが外出される時に仕事の依頼があります。
 もう一つは、医者であったご主人を亡くされ、日常生活に不自由な問題を抱えておられる奥様の身の回りや食事全般を、ヘルパーさんと昔からのお手伝いさんと、シルバーからの二人が日替わりで就業しているお宅です。
 生活について事細かにお話があり、私に就業できるかと不安でした。趣味の会の「和楽」の会員の方々から助言をいただき、お受けいたしました。私は、水、土曜日の午後の担当になりました。午前中の担当の先輩に、細かく親切に仕事を教えていただきました。奥様が話されるひとつひとつが、大変勉強になりました。
 慣れてきました折、西日本新聞に「倫と輝く」という大野二三四さんの一代記が始まりました。それは壱岐の女傑といわれた人で壱岐沖に灯台を設置するよう海上保安庁に乗り込んで直談判したり、長崎県議会議員に選出され、日本初の女性速記、国家試験合格第一号にもなり、福岡で長く政財界大物が通う割烹店「福岡家」の名物女将として有名になった人物です。奥様から色々な苦労話を聞いていたものですから、共通点があると思い、読み聞かせを提案いたしました。奥様と作者は同世代で、時代背景や生活の考え方など共感され、喜ばれ、楽しみにされるようになりました。そのおかげもあり、お互いに会話の幅も広がりました。
 食事のことでは制約もあり気を遣います。奥様の思い出話などからヒントを得て、献立に取り入れています。季節感に気を遣い、食べやすいように薄く切り、柔らかさにもこだわっています。
 ここまで続けられたのは、先輩、「和楽」の仲間の方々からいただいたお知恵、発注者の方々のご理解のおかげです。主婦として、母親としての経験だけでこのお仕事ができることを幸せに思います。先日の“女性会員のつどい”の江口委員長のご挨拶の中で、「至難の技」というお話を聞き、事務所の方も理解してくださっていることを心強く思いました。

博多支部 古賀達男さん (福岡空港駐輪場)

2011年06月15日
 古賀さんは明るくお元気な人柄で笑顔を交えながら、就業について話を伺うことが出来ました。
 私は、定年後しばらく休養して生活を楽しみたいと思って、すぐには再就職をしませんでした。ところが4カ月過ぎた頃から、毎日何か物足りなさを感じるようになりました。
 そんな時、福岡市シルバー人材センターの広告を見て、すぐに会員になりました。暫らくしてシルバー人材センターから仕事の連絡があり、除草やスーパーなど2年ほど就業し、現在は福岡空港駐輪場に就業しています。
 駐輪場での仕事については、私自身の老化防止と仕事を通じて人様のお役に立つことができると喜んでいます。
 早朝と深夜に就業する時もありますが、この時間帯は地下鉄が運転していないことから自転車で通っています。雨風の強い日などはレインコートを着用しても、びしょ濡れになります。
 駐輪場は、就業人員18名で交代制となっており、皆さんと仲良く協力し合って就業しています。
 駐輪場ではお客様とトラブルにならないように、毎日気をつけて就業しています。
 駐輪施設は地上3階まであります。1日に何回も整理整頓のため地上3階まで階段を昇ったり降りたりしてシンドイ時もあります。特に、バイクは重くて大変です。
 自転車収容台数は500台ですが、何時も満車の状態です。とくに4月から急に駐輪する自転車が増えています。それは、学生さんや社会人の方が、地下鉄定期券と自転車駐輪定期券がセットになった定期券を購入されているためと思います。
 このセット定期券が好評のようで、今後も増加するように思われます。現在も満車の日が続いており、収容台数の増加対策が必要だと感じています。あわせて、自転車の駐輪設備が老朽化しており設備の更新も望んでいます。
と、古賀さんは落ち着いた口調で話をしていただきました。
 これからもお元気で頑張ってください。

東支部 山嵜 政子さん

2011年05月13日
○入会の動機は?
 長年在宅介護ヘルパーとして働いていました。その間、多くの方々から教えられ、支えられて平成22年定年退職致しました。
まだ何か役に立ちたい気持ちが強く、臆せずシルバー人材センターに入会させて頂きました。

○現在の就業は?
 今までの経験を活かしたいと思い、若干違いもありますが、家事援助サービスを希望し就業1年になります。就業先は97歳の女性の方の家事などのお世話です。歩行もしっかりされ、家事をされる意欲を持っておられます。ご高齢者ですので常に状況を把握しながら触れ合いの中で信頼関係を保ち、お互いに笑いのある会話に喜びを感じる日々です。人生の大先輩として教えられることも多く、いつまでもお元気でいらっしゃるよう、これからもよりよいサービスを心掛けています。


○就業以外は?
 研修や日帰り旅行では、会員さんとの交流や出会いがあり、楽しみに参加しております。初めて参加した会員の集いでは、午前中は活動状況報告、特別講演「心と体のリフレッシュ」でリラックスできました。午後からのアトラクションでは、出演者の方の芸に見とれてしまい、私もオシャレをしてカラオケを歌わせて頂き、とっても楽しいひと時でした。
今後も健康で何事にも前向きに就業できることを願っています。

◎現在の就業先では前向きに対応されております。また就業を外れると、趣味のカラオケと手芸を元気の源にして、毎日を明るく楽しく送っておられます。これからも前向きの姿勢で毎日を送って下さい。

早良支部 配食班長 津志田孝次さん

2011年04月17日
 小雨降る3月の午後、仕事を終えた津志田さんにお会いしました。津志田さんは、今年2月の会議で23年度の班長に推薦されました。
“配食班の仕事は…”
 福岡市から委託されて、食事の用意が困難な高齢の方あるいはお身体の不自由な方に2人1組で弁当をお届けすることです。  又、同時にご利用者の安否を確認することも大切な仕事です。早良支部ではこれまでの配食車3台・15名体制から、この4月から2台・10名体制になり、月に延べ約1200軒に配食しています。就業時間は9時から12時半となっていますが、8時半には事務所から離れている駐車場から配食車を移動させ、洗車・車両点検・弁当袋の準備の後、朝礼・準備体操を終えて、弁当を作っている調理施設で袋詰めをして利用者の方にお届けしています。
“入会の時期と動機は…”
 平成20年3月に60歳で会社を定年退職しましたが、1年間の仕事を離れた生活の中で ‘剪定’の仕事に興味を持ち、平成21年4月に入会して直ぐに剪定班の一員となりました。しかし、その8月にお客様の庭を剪定中、蜂に右手の甲を刺されて気を失い救急車で病院に担ぎ込まれました。今度刺された時には命はないと医者に言われて配食班に変わりました。
“仕事での喜び・辛さは…”
 喜びを感じるのは、利用者の方から感謝の言葉を頂く時です。「ありがとう」「助かります」「ご苦労様」を聞くと、この仕事をして良かったと思います。私は辛いと感じることはあまりありません。ある班員が雪の日に、山奥に住んである高齢者の方のところへ弁当をお届けしたいとの一念で、麓に車を置いて雪で覆われている山道を、長時間歩いてお届けしたことがあったと他の会員から聞いたことがあります。
“趣味は…”
 現役の頃は休みに仲間とテニスをしていましたが、仕事の関係でその機会が少なくなりました。最近は水彩画を描いて楽しんでいます。
“心掛けることは…”
 利用者の方に、喜んで頂くことです。又、配食体制が大きく変わりますので、メンバーがスムーズに気持ち良く仕事が出来るようにすることです。