会員の声

-区民の皆様に笑顔で対応-    中央支部  石川 協子 さん

2010年05月14日
 私は、シルバー人材センターの会員となって約4年になります。いろいろな仕事を何回かさせていただきました。何人かのグループで同じ年代の方達と仕事をし、また仕事を離れての交流はとても楽しいものです。

 現在、私は中央区役所のフロアマネージャー(窓口案内)として就業し、7ヵ月目に入りました。フロアマネージャーの仕事は人との関わりが深く、何時も緊張の連続です。接遇の研修を受けたものの、市民の皆様に気持ちのよい対応が出来ているかと自問自答の毎日です。お客様から、時として厳しい言葉もいただきます。一緒に就業している8人の仲間とともにお互いの意見の交換をしあい、また、区役所の職員の方々にアドバイスをいただきながら頑張っています。

 人と人との関わり合いは本当に難しいことだらけですが、笑顔で、不愉快のないような対応を心掛けていきたいと思います。

~私はその家庭のおばあちゃん代わり~  城南支部 山口 近子さん

2010年04月15日
【入会の動機をお聞かせ下さい】
 ある会社の独身寮の寮母を長年務め、65歳で定年を迎えることになりましたが、何もしないで家に引きこもるのも退屈だと思って定年になると同時にシルバーに入会しました。
入会する際に、長年独身寮で20数名分の朝夕の食事を作っていましたので、「できたら調理の腕前を活かせる仕事を」と希望して紹介していただいたのが子育て支援です。

【子育て支援とはどんなことをしているのですか】
 私の場合、共働き家庭の夕食を用意し、両親のどちらかが帰宅するまで小学校に通われている子どもさんの世話をしています。(親の帰宅時まで宿題に付き合ったりして子どもさんと一緒に過ごします。)中でも、大きな比重を占めているのが夕食の支度です。支度をするだけでなく、その日にあった出来事を聞くなど、話し相手になるのも、大切な役目と思っています。また、次の日が運動会であれば、当日の弁当を作ったりすることもあります。言わば、その家庭のおばあちゃん代わりと思っていただければ分かり易いのではないでしょうか。
 この就業は信頼されることが何より大切です。そこで心掛けていることは、子どもさんや両親とのコミュニケーションを密にとること、気を長く持ち、決して怒らないこと、プライバシーには立ち入らないことです。特にプライバシーはデリケートな問題です。私は台所とダイニングルームを持ち場と決め、それ以外の部屋には入らないように心掛けています。

【余暇の楽しみは何ですか?】
 テニスや山登りも好きですが、入会してからは写真撮影に凝っています。時間があればカメラやレンズなどをリュックに詰め込んで撮影旅行に出掛けます。九州はもとより関西や四国まで足を伸ばすこともあり、京都には数度行きましたし、四国霊場八十八カ所も巡りました。最近では船旅に魅せられています。行きは船内で一泊、翌日一日かけて撮影し、船で帰ってくるというものです。
 私の作品には景色だけというのはありません。人が好きなのでしょう、できるだけ人がいる風景を写すようにしています。自信作はフォトコンテストに出品します。作品がどう評価されているのか、客観的評価を知りたいからです。二科展に入選したこともありますし、多くのコンテストで受賞しています。「カメラはお金のかかる趣味」と言う人もいますが、元気なうちは、就業を続けながら収入の範囲内で楽しみたいと思っています。

-的確な窓口案内を目指して- 早良支部 波止(なみとめ)慶子さん

2010年04月01日
にこやかに話す波止さん
 寒さが身に凍みる午後、シルバー人材センター早良支部で波止さんとお会いしました。波止さんは、早良支部の隣にある早良区役所で「窓口案内」業務の就業を終えて駆けつけて頂きました。
【波止さんという苗字は珍しいですね】
はい。主人は福岡県宮若市の出身で、そこには何軒かあるようですが、全国的には珍しいようです。聞き返される事も多いですよ。
【窓口案内業務とはどのような仕事ですか】
区役所への来訪者が、どの窓口に行ったら良いのか迷っておられる場合、来訪目的をお聞きして的確に窓口へご案内することです。現在早良支部から4人が交替で就業しています。
【シルバー人材センターへの入会時期と動機をお聞かせ下さい】
入会するまでは専業主婦でしたが、子供達も独立しましたので、生きがいを求めて平成12年に入会しました。
【入会してからどんな仕事をしましたか】
最初は「家事援助班」で就業をしました。その後支部の事務所で就業し、平成20年12月から現在の「窓口案内」をしています。又、昨年から「筆耕班」にも属しています。
【仕事での喜びは何ですか】
シルバー人材センターでの就業を通していろいろな人との出会いがあり、専業主婦では得られない体験をしています。区役所の「窓口案内」では、来訪者から「ありがとう。助かりました。」と声をかけて頂いた時が一番喜びを感じます。
【辛いことはありますか】
最初は長時間立ちっぱなしで疲れましたが、最近は慣れました。
【心掛けていることは何ですか】
来訪者に対していつも親切・丁寧な態度で、訪問の目的を知り的確に案内することでしょうか。そのためには、区役所全体の仕事の勉強をしています。
【趣味は何ですか】
歌うことが好きで、時々ストレス解消のためカラオケに行きます。レパートリーは広く何でも歌います。又読書も好きで、特に藤澤周平・山本周五郎等の時代小説が好きです。
職場と同様に、ニコニコと応えて頂きました。

『持病と闘いながら』 ~西支部除草班々長 松尾正秋さん~

2010年03月15日
明るく語る松尾さん
カラオケにあわせて・・・
 平成13年に定年となり、その後嘱託として勤務し、2年後の平成15年に完全にリタイアされました。
 その後、時々ゴルフを楽しんだりしながらいつの間にか2年が過ぎたのです。
「このままで惰性の人生を過ごすのも・・・」との思いと、奥様の勧めもあり「シルバー人材センター」へ足を運ばれました。
 新入会員説明会に参加し、平成18年2月に会員になられ、支部から紹介されたのが「除草班」です。
 除草班には「刈払い除草」と「手取り除草」があり、松尾さんは「手取り除草」の真名子班に入られました。
 平成19年4月に班長が年齢的なことから班長を降りたいとの申し出で、班長の役を引き受けることになりました。
 実は、平成15年頃「無呼吸症候群」に侵されておられたのです。
 面会したこの日、「福大に行きますので3時にお会いしましょう」と軽くおっしゃっていたので、カラオケ大好き、踊り大好きの元気者と知っていた取材者は「何故?福大?」と疑問に思っていましたが、話を聞いて大変な「病気」であることが理解できました。
 毎晩就寝の都度、取り付ける「特殊マスク・・・」と聞くだけでも大変さが想像できます。
『踊りは「藤間流」を2年間習いました』と言われるほど、素人目にもなかなか上手です。
 「この体でも、親戚の結婚式でハワイに行ってきましたよ、酸素ボンベを持って・・・」と、とても明るく話されます。
 松尾さんは「支部の担当者が時折交代されるとき、折角馴染みになったのに・・・、との思いがありますが、就業年限等の規則を理解するとして、今後も支部担当者と現場で就業する会員のコミュニケーションの為に、班員に格別に用事がなくても事務所に顔を出すようにと勧めますよ」と言っておられました。
「一番のやりがいは、お客様から感謝の手紙を戴くときです」と笑いながら話されます。
 庭に草が生える頃になると、「除草班」の元気な声が、事務所やお客様方で聞こえて来そうな取材でした。

「書」 と 「舞」 に魅せられて

2010年02月26日
小林会員
平成21年3月 会員の集いでの舞
 「筆耕班」の班長で、日舞にも活躍されている小林会員です。

《入会》
 自宅近くにあったシルバー人材センター東支部の看板を見てふらっと入会し、迷わず好きな「筆耕班」に籍を置きました。「筆耕班」に在籍しながら駐輪場の定期券発行に就業、支部の事務所での手伝いも短期間ですが経験しました。入会してまもなく、勧められて東支部の事務所の片隅で、書道教室を始めることになりました。
これをきっかけに会員さんをはじめ、沢山の方々に出会い、現在まで楽しい日々を送っています。
 筆耕の仕事は好きな「かな書道」は通用しません。一点一画を正確に組み立てていく楷書はいまだ不得手ですが、先輩会員に少しでも近づきたいと頑張っています。

《趣味》
 息子が小学一年のときに、習字でも習わせてみようと尋ねた書道塾で偶然目にした「大和かな」の雅な魅力にとりつかれて40年、一時は寝食  を忘れてのめりこんでいきました。
人との出会いは誠に面白く東支部で出会った方から「日舞のサークル」の見学を勧められお供をしました。指導なさっておられる先生の舞の何とあでやかで美しいことか。のぼせ性の私は、二つ目の、のめり込みが始まりました。

 この二つの趣味はどんなに精進しても辿り着く事はありませんが、それがまた楽しみです。
日々研鑽して行く中で少しずつでも感性が培われて行くことが何より嬉しく思います。
そんな私も最近は体力の衰えを痛感しています。避けて通ることの出来ない「老い」。
肉体が全てと思う人生は終盤がつらくなります。精神力を奮い立たせておくことで「老い」を素直に受け入れる事が出来ると信じています。ひょんなきっかけで出会った二つの趣味が今私の心を豊かにしてくれています。至福の晩年を存分に生きたいと願っています。

     古希過ぎて南天の紅ことさらに