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中央支部 作業班訪問記 「中央支部の屋外作業」

2009年03月02日
 中央支部で屋外の作業を担当する主なグループは、剪定班と除草班があります。それぞれの構成員は多くありませんが、連日、お客様のご要望に応え、楽しく屋外の作業に走り回っています。

 このうち、今日は剪定班をご紹介しましよう。
 剪定班の現場は、お客様の庭先です。いつもお客様の視線にさらされ、緊張感のある環境で作業しています。そのためか、働く姿を拝見すると、作業スタイルは、ファッションから身ごなしまでなかなかダンディです。現場を歩く後ろ姿など、ほれぼれとしてしまいます。
「颯爽と仕事をして、きちっと仕上げた後の爽快感は、こたえられませんよ。」とは、班長の手嶋会員の言葉。やはりそこには、お客様の目を意識した職人技につながる気持ちが働いているのかも知れません。

 このようにご紹介すると、「皆さん経験者なんだろうな。」と思われるかもしれませんが、現在、剪定班に造園業などの経験者は、不思議なことにあまりいないそうです。
 所属の皆様に若き日の職歴をお聞きすると、デスクワークのみで、外の作業の経験の皆無な方までおられるのです。
 その方々が、今、爽やかな風を浴びて生き生きと木の上で作業をしておられます。

「暑い日もあれば、寒い日もありますから、けっこうこたえますよ。でも、仕上がった作業をお客様が眺めて、にっこりしているのを見たときの気分は、いいもんですな。」という古参の木下会員の言葉は、シルバー人材センターに入会され剪定班の仕事にトライしている皆様の気持ちそのもののようにお聞きしました。

 それでは、未経験の方が剪定班で一緒に働くには、どのような条件が必要なのでしょうか。
「条件」などと書きましたが、難しいことは何もありません。何より必要なことは、班の皆さんと協力してお客様のご希望にお応えしよう、という意欲だけのようです。

 準備作業のお手伝い、作業の補助、切り枝のとりまとめなど、簡単な作業からはじめて、手順の全体像を理解し、慣れるに従って、木の枝にさわれるようになるまで、多少の時間をかかることでしょう。
 さらに、センター主催の研修会に参加し、技術の進歩を目指して下さい。
 こうして作業に習熟するに従い、いよいよ楽しくなることは間違いありません。

 ではここで、今までに一度は剪定班の皆様と作業に出かけながら、あまり長く続かなかった方のお話をしましょう。
 シルバー人材センターの就業には、一人で出かけるものから、数人で行う作業まで、いろいろあります。その中でも剪定班の就業は、グループで行うことの多い作業です。そして、初めて参加すると自分以外は皆さん経験を積んだ方ばかりですから、作業の流れに乗れなかったり、時には作業の流れを止めてしまって先輩の注意を受けることもあるでしょう。注意をする先輩は、お客様のご満足をいただくため、一所懸命で、新人さんの反応には十分な気配りが出来ないかもしれません。
 こんな時に、気持ちを制御できず、もう次の日には出てこない、などといった例があったようです。
 でも、このような場面に出会ったら、一拍、空白の時間をおいてみましょう。
 私たちのやっていることは、お客様からいただいた就業なのだと言うことを思い出していただき、先輩はお客様にお喜びいただくためにがんばっているのですから、その点を十分に理解し、「次にはよい作業をするぞ。」と思っていただきたいのです。
 先輩も、きっとそのような経験を乗り越えて、今、颯爽と剪定を行っているのですから。

 次には、気候の悩みがあります。
 福岡は、一年を通して戸外の作業が出来る良い土地柄ですが、私たちには、真夏の炎天下は少々暑すぎ、真冬の風の日は、それは寒すぎると言わなければなりません。
 就業としての屋外作業は、ご自分の庭先で草をむしったりする程度の作業とは違います。時には、多少の暑さ寒さには耐えなければならないことがあります。楽しいことばかりを期待して作業を始めると、環境の厳しさにやる気が失せてしまい、出かけてこなくなる方もあるようです。
 そこは、就業は就業、苦労はあっても、世間の皆様に感謝されることを喜びとしてがんばれるよう、はじめに気持ちの整理をしておきたいものです。

 剪定班は、今日もお客様のお庭で、一心に木々の手入れを行っています。
「私たち剪定班では、過去の経験や技能は問いません。是非私たちと一緒に、仕事をしてゆきたいという方をお待ちしています。」
 班長の手嶋さんをはじめ、班の皆様が、あなたの参加をお待ちしています。

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