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ソング♪

会員の声

城南支部 仲道益雄さん 『モノ作りの楽しさを伝えたい』

2010年11月15日
『五重塔を製作中の仲道さん』
□ 間もなく80歳を迎えるという仲道益雄
さんが入会してから1年が経とうとして
います。比較的高齢での入会ですが、入会
の動機についてお尋ねしました。

長年、神社仏閣の内装や船舶の艤装(ぎそう)工事(こうじ)に携わってきましたので、モノを作るのが大好きですし、得意です。そのような関係で、小学校や子どもさんの集会から、竹とんぼや手作り鉛筆教室・粘土細工の、モノ作り教室の講師として招かれることがあります。

シルバー会員の手芸作品を拝見する機会がありました。歳も歳だし、体力を必要とする仕事や現場に出向いての作業は無理ですが、モノ作りなら私の特技や知識が活かせるのではないかと思って入会しました。
 
□ 今、どんな活動をしていますか。また、毎日をどのように過ごしていますか。
そして、将来の夢は?

皆さんの喜ぶ顔を見るのが好きな性分ですので、依頼があれば出来る限りどこへでも行くようにしています。
城南区の小学校では、主に竹トンボ作りや鉛筆作りを指導しています。ボランティアで訪問する高齢者の福祉施設では、腹話術や詩吟、南京玉すだれ、バナナの叩き売りなどを披露し、喜んでいただいています。もちろん、腹話術の人形や南京玉すだれに使う小道具も手作りです。
 毎日、教室の講師や慰問をしているわけではありません。家内も紙工作が趣味ですから、出掛けないときは、夫婦揃って必ず何かを作っています。ですから、やることが何もなくて困るということはありません。
私が今、手がけているのは五重塔です。朝起きてから寝るまで作品作りに没頭します。自分で引いた縮尺図面を脇に、寸分の狂いもないように作りますから完成まで2~3週間は掛かります。
 夢というほどではありませんが、出来る限り多くの人に、作品を観てもらいたいと思っています。そのためにも、会員作品を展示する常設会場の開設を心待ちにしています。

早良支部 駐輪場班長の天野俊實(としみ)さん

2010年10月15日
 立秋とは言え、まだまだ暑さの残る昼に、仕事を終えた天野さんと早良支部でお会いしました。


駐輪場での仕事は・・・
 天野さんが就業している藤崎駅駐輪場には、早良支部の会員31名(女性3名を含む)が就業しています。ここの駐輪場では第1駐輪場と第2駐車場を合わせて700台を超える時もあります。その仕事の内容は、お客様からお預かりする自転車の整理整頓・売上の精算・定期券の発行等多岐に渡ります。駐輪場は、午前5時半から午前0時半までを4交替で管理しています。1日で一番忙しいのは、もちろん朝の通勤通学時で、「猫の手も借りたい」時もあります。
又、天野さんは今年4月に早良支部の駐輪場班長という大役に推挙されて、早良区にある地下鉄6駅(西新駅・藤崎駅・室見駅・野芥駅・加茂駅・次郎丸駅)の駐輪場に就業している約160名(女性9名を含む)の責任者を務めていますが、班長になって間もないことでもあり、現状は各駐輪場のリーダーにお任せすることも多々あります。

入会の動機と時期は・・・
 62歳で会社を退職しましたが、まだまだ体力も気力もあり仕事を続けたいとの思いで、平成19年4月に入会しました。これまでの仕事はデスクワークが多く、出来れば身体を使う仕事を希望していましたが、直ぐに現在の藤崎駅駐輪場への就業が決まりました。

仕事での喜び・辛さは・・・
 喜びを感じるのは、お客様から感謝の言葉を頂くときです。「ありがとう」「ご苦労様」「助かります」を聞くと疲れも取れます。
辛いと思うことはあまりありませんが、仕事を始めた頃は朝5時半の始業に遅れないように、目覚し時計3個を3時半にセットして寝ました。職場では立ちっ放しが多く、自転車の整理整頓でも身体を使うので、これが健康の維持に役立っているのだと思っています。

心掛けていることは・・・
 お客様に気持良く駐輪場を利用して頂くため、しっかりした「あいさつ」を心掛けています。班としては、班員の協力を得て、良好な「チームワーク」を創ることと、これからはワークシェアリングにより増員される新人の教育に力を入れていきたいと思っています。

趣味は・・・
 「マラソン」でしょうか。若い頃から野球のトレーニングとして始めましたが、今でもハーフマラソンを主体に走っています。福岡シティマラソンには毎回出ていますが、今年はマラソンブームの影響でしょうか、申し込みましたが既に満員でした。

 天野さんは、炎天下を自転車に乗って、笑顔を残して帰って行きました。

“社会参加の喜び”   西支部  冨田 律子 さん

2010年09月15日
笑顔の冨田さん
区役所フロアで案内中の冨田さん
 夫の勤務の関係で各地で暮らしておりましたが、定年退職数年後の平成13年、夫と私の出身地九州に落ち着くことにしました。それも福岡に決めました。
 永く住んでいた神戸で、「書道」や「調理」また他の地で「手芸」「洋裁」と色々なものの教室に通い、子育ての中で、バレーボールも楽しんでおりました。
福岡に落ち着き、先ず夫婦でボランティア活動に参加しました。
ところが、何か物足りなさを感じていた頃、夫が「シルバー人材センター」の存在を見つけ、早速二人とも西支部で入会手続きをしました。それが平成13年9月のことです。
 夫は剪定班に入り、私は最初歯科医院の事務手伝いに就業しました。
その後、調理、屋内清掃、チラシ配りなどしましたが、平成19年に区役所での「フロアマネージャー」に就業することになりました。
 何の仕事でも苦労はつきものです。
 歯科医院事務手伝いでは、医者、看護師とのコミュニケーション維持の難しさ、或いは複数人就業の場合は、会員同士の意思の疎通、連絡・引継ぎの重要性をつくづく感じます。
 フロアマネージャーでは、区役所に訪れる方に如何に的確に、しかも親切に案内が出来るか気を遣います。
 中には「社会保険は何処ですか?」とか「保健福祉センターは?」「郵便ポストは?」等など色々なお尋ねがあります。いつでも笑顔で、場合によっては屋外まで出て案内することがあります。
 今は、フロアマネージャーリーダーをさせていただいておりますが、殊の外「ホウ・レン・ソウ」〈報告・連絡・相談〉の重要性を痛感しております。

 冨多さんは、「苦労はありますが、社会参加の喜びと、多くの方に出会える喜び、そして有難うの言葉を頂いたときの喜びが、今の生き甲斐です」と、一見気丈な中に穏やかさを感じる言葉を聞きました。

東支部  藤 稜威子 さん

2010年08月13日
<入会と就業>

 シルバー人材センターの存在は父や母からの話を聞いていましたので平成20年4月に入会しました。直ぐに家事援助に就業しました。
 その後平成21年5月に念願の除草班に入り公園の除草に就業しました。夏の暑いときはもう明日は行けないかも知れないと思う日が何度もありました。除草班長や仲間の方々に助けられながら今日まで作業を続けることができました。就業先で土や草と自然に接しながら、この67才になる今も働けることのありがたさを感謝しながら日々草取りに熱中しています。

<手芸同好会>
 今年3月に立ち上げられた手芸同好会「ひまわり会」に手芸大好きの私は直ぐに入会をしました。「ひまわり会」は発足まもなくシルバーギャラリー(上川端商店街)への参加というあわただしい出発になりましたが、会員一同一生懸命作品つくりに励み、楽しんでおります。将来シルバーギャラリーが皆様方の集まり処としてお楽しみいただけるシルバーギャラリーサロンになれば良いなと「ひまわり会」のみんなで夢を語り合っています。
 会員の皆様にお願い!!不用のアイロン、着物、布類、傘、手芸用品等々でリサイクル作品をつくりたいと思っていますので、寄贈していただければ幸いです。
会員一同はりきっておりますのでどうか皆様の応援をよろしくお願いいたします。

「明るく楽しくがモットー」   南支部   市川 昭一 さん

2010年07月15日
≪福岡市シルバー人材センターへ入会したきっかけは何ですか?≫
 定年退職後は毎日毎日ぶらぶらしていました。現役時代に培った経験と知識を社会のために貢献してみたいと思い、友人に相談したところ「シルバー人材センターへ行ってみたらどうですか」と紹介されました。平成15年の秋で年齢も68歳でした。

≪入会してみて、ご感想は≫
 最初の就業は大橋駅前の放置自転車の整理でした。就業内容は路上や商店前に放置された自転車を指定された場所へ移動させたり、警告ビラの貼付けなどですが、早朝より3時間はとても疲れてしまいました。
その後、純真学園で敷地内の除草、剪定、枝切りの清掃活動に励みました。登下校の際、私の方から「あいさつ運動をしよう」と心がけ、学生の方に挨拶していましたら、次第に学生の方たちが親しみをもって挨拶してくれるようになったことが印象的でした。

≪就業しての心がけは何ですか≫
 明るく楽しくがモットーです。まず、会員の個性を把握することでしょうね。
就業を終えて、明日も頑張って行こうという気持ちを持ち続けることでしょう。更に、安全就業のために会員の健康状態に目を配ってあげる優しさや思いやりです。

≪これからの抱負は何ですか≫
 お客様に「さすがシルバー人材センターの仕事ぶりはすばらしい」と、満足して頂くことです。又、「老兵死せず」の信念で生涯現役の精神を持ち続けて行きたいです。

≪趣味は何ですか≫
 ボウリングとカラオケです。ボウリングは30代に268点というスコアを挙げたこともあり、足腰の鍛錬のために続けています。カラオケはストレス解消になります。カラオケを始めてから病気をしたことが一度もありません。不思議なくらいです。