会員の声

博多支部  浦山淳子 さん

2010年01月29日
福岡市アジア美術館
 浦山さんが就業されていた福岡市アジア美術館の案内員は、現在、シルバー人材センターの方が24名の6班編成で就業されておられます。早出・遅出があり5時間の就業となっています。浦山さんにこれまでの就業についてお聞きしました。

 「私は平成16年のある時、区役所に出かけた折にシルバー人材センターのポスターを見て入会することにしました。
それから間も無く福岡市アジア美術館に就業することになりました。仕事の内容は、美術館の案内員でした。その案内員という仕事を頂いた時は、それまで私は10年近く仕事から離れていたため、とても緊張をしたことを覚えています。就業初日、不安でいっぱいの私に優しく声を掛けてくれた先輩のことを、今でも思い出します。
 今までは、自分さえ良ければと人を思いやることの出来ない私が、少しずつ人に優しい気持ちで接するようになり、感謝の気持ちも湧いてきました。
 その結果、自分自身も変わってきたような気がします。学ぼうとすれば教材は何処にでも有ると言うことです。そして、この事を忘れずに今後も人とかかわり、楽しくやって行きたいと思います。併せて、シルバー人材センターに入会して本当に良かったと感謝しています」
と、にこやかにお話されました。

 就業するに際して気をつけていたことを、さらにお尋ねしたところ、美術館の展示室に5時間近く(休憩もありますが)椅子に座ったままの姿勢で案内などをしている時に眠気をもよおし、それを防止するため、夜は十分な睡眠をとるように気をつけられていること、また、写真撮影や傘の持込、携帯電話の使用は禁止されているため来館者の案内についても神経を使われるそうです。

 美術館にはアジア現代美術の抽象画が沢山展示されています。初めのうちは絵画に興味も無かったことから良く理解出来なかったそうですが、最近では絵画は「感性で見る」のではと感じておられます。現在、美術館の就業は任期満了され、引き続きセンターに次の就業先の紹介をお願いされているそうです。

「舞鶴公園作業班 中園文敏 新任班長訪問紀」

2010年01月15日
中央支部で抱負を語る中園新班長
万葉歌碑周辺の清掃作業
 舞鶴公園は、福岡城(舞鶴城)址を整備した、都心に位置する緑豊かな公園です。
桜、牡丹など、四季の花が咲き、一年を通して、大勢の市民が訪れます。
中央支部では、もっとも広い公園の清掃を行っている「舞鶴公園作業班」の班長が交代することになりました。
作業する地域も広く、全体の掌握に苦労する作業班の班長に、今回就任したのは、平成16年入会の中園文敏会員です。
その中園新班長に、作業の終わった日の午後、抱負をうかがうことが出来ました。

《入会の動機などお話し下さい》
 60才を過ぎて、皆様のお役に立ちながら、働きたいと思い「ふくおか市政だより」をみて、説明会に参加しすぐに入会しました。
清掃関係の作業には経験がありましたので、屋内の清掃から始め、その後、公園の作業もさせていただくようになりました。
公園の作業は、作業中の利用者とのやりとりなど、思わずにっこりしたくなるようなこともあり、楽しくやってきました。

《新班長として、改善したいことなど抱負をお話しいただきたいのですが》
 作業にも慣れ「よし、がんばるぞ」と思い始めた頃に、江口委員長からお話をいただき、多くの仲間から「中園を班長にどうか」と背中を押されましたので、お役に立てるならとお引き受けしました。
舞鶴公園は、面積が広く、地域を分担して作業します。さらに、城跡の公園ですので、高低差もあり作業量にばらつきが出やすく、全体を同じように良い状態に保つことが難しいのです。そこで、分担とローテンションを公平に考えて行くつもりです。
さらに、利用する市民の皆様に、いつでも快適に利用していただけるよう、声をお聞きしながら改善してゆくつもりです。
作業は広い地域に分散して行いますので、会員同士の交流にも心を配って行くつもりです。
今は、スタートしたばかりで、全体の把握に努めているところですが、市民の皆様に喜んでいただけるような作業を心がけ、作業環境の改善にも努めて行きたいと考えています。

中園新班長とは、短い時間でしたが、今後の抱負などをお話しするときには、しっかりとこちらを見て、確信に満ちた姿勢でお話しいただきました。
 舞鶴公園の作業をご案内いただいたときには、作業中の会員と楽しげなやりとりを続けながら、古い歌碑などに気を配っている姿が、印象的でした。
 今回の訪問では、史跡として市民に大切にされている舞鶴公園の清掃をお任せするのに、まさに適役の中園班長だという印象を持って、公園を後にしました。

城南支部 田中志夫美さん 千原健二さん -心掛けていることは安全と安心-

2009年12月28日
田中班長(左)   千原会員(右)
◆刈払い機で空き地や公園、一般家庭の庭の雑草などを刈り取るのが刈払いの仕事ですが、城南支部刈払班の田中志夫美刈払い班長にどんな点に気をつけて作業に取り組んでいるのか、尋ねてみました。

≪欠かせない体調管理≫
 第一に、班員の体調には気をつけています。班が忙しいのは5月から10月までです。暑い盛りの作業ですし、刈払い機を使うので、何より体調が万全でなくてはなりません。体調がよい人でも体力に余裕がある時間帯はそうでもないのですが、終業間近になると集中力も散漫になりがちで、事故が起きる確率は高くなります。そんなことから、朝礼での体調チェックは欠かしたことがありません。

≪現場チェック≫
 次に、気をつけているのは現場チェックです。雑草の茂った場所での作業ですから空き缶やビニール袋、タオル、小石などがないとも限りません。ビニール袋やタオルを刈払い機が巻き込むと機械が壊れかねません。空き缶や小石を撥ねると物損事故や人身事故につながります。
 また、依頼者との事前の打ち合わせは重要で、事細かに打ち合わせ、できる限り依頼者の立ち会いをお願いしています。遠方の依頼者には、作業前と作業後の現場写真を送ります。安心されるようでお礼の手紙をいただくこともあります。

◆刈払い歴6年という千原健二会員に活動の楽しみについて尋ねてみました。

≪代えがたい充実感、爽快感≫
 楽しみの第一は、依頼者の笑顔です。常に依頼者の要望以上の仕事をするように心掛けています。喜ばれますし、その笑顔は私たちの励みにもなります。また、休憩時間の仲間との雑談も楽しいものです。現在、城南支部では7名の会員が刈払いに就業していますが、最近は増減がありません。気心が知れていますから何でも気軽に話すことができます。それに、ひと汗かいた後の充実感や爽快感は何よりの喜びだと思っています。

※本年10月~11月にかけて、全支部の刈払作業会員を対象に「刈払講習会」が実施され、適正な機械操作と安全な作業推進に努めています。
皆さんも、刈払作業を一緒にやってみませんか!

早良支部 大久保文生さん   -気持ち良い公園に-

2009年12月15日
 秋晴れの朝、早良支部で「森と緑」班の班長をしている大久保文生会員にお会いしました。

 「森と緑」班とは、変わった班名なのでお伺いしますと、福岡市の「森と緑のまちづくり協会」から、早良区にある「室見川緑地」・「百道中央公園」等の整備を請け負っているからとのことでした。現在25名が就業しており、5月から10月が忙しい季節のようです。
「室見川緑地」は、室見川の河川敷にある緑地で、散策やジョギングの人達でいつも賑わっています。河川には多くの水鳥を見ることが出来ます。又、春は花見のスポットにもなります。
「百道中央公園」は、福岡市立の総合図書館や博物館の近くにあり、多目的グラウンドや芝生広場があり、その中には大型遊具も整備されています。

【センターへの入会時期と動機】
 平成15年6月に65歳で定年となりましたが、体を動かす仕事を続けたいと思って、妻の助言で早良支部の説明会に出席しました。直ぐに「森と緑」班のメンバーになり、6年が過ぎました。
【心掛けていること】
 いつも心掛けていることは、公園を利用する人達が気持ち良く利用出来るようにすることと、班長として班員が仲良く仕事の出来る環境を作ることです。
【就業での喜び】
 利用者の「ご苦労様」「ありがとう」の言葉を掛けられることが喜びです。又、班長として班員が一体となって、無事に満足のいく仕事を成し遂げた日には、安堵を感じると同時に最高の喜びです。

【就業での辛いこと】
 炎天下の作業は耐え難い時もありますが、水分を十分に取って頑張っています。又、長年一緒に就業していた仲間が、病気等で辞めて行くのは辛いことです。
【今後の抱負】
 これからも班長として、全員が安全に、一層楽しく就業出来るように努めることです。
【趣味】
 在はセンターでの就業が趣味です。趣味とは言えないかも知れませんが、庭いじり・野菜作り・車等も好きです。

取材中、日焼けした精悍な笑顔が印象的でした。

樹木の健康も、先ずは“予防”から  西支部 剪定班 沖濱宗彦さん

2009年11月30日
話しに熱が入る沖濱さん
 40余年の勤務から、一昨年(2007年9月)に退職しました。
職務は、農薬としろあり防除薬剤の開発・技術普及・販売をしていました。
 退職を前にしたとき、今までの経験を生かした老後を考える、良い機会を得ることができました。その発端は、福岡県緑化センターで樹木栽培、管理の指導をされておられる小河誠司先生との出会いです。
小河先生は、「樹木医」の資格をお持ちで、お話をしているうちに、これからの地球環境、自然環境維持の為に「樹木医」の果たす役割の大きさを知りました。
 退職後「樹木医」受験の為に資料を読むうちに、「樹木医」のプロを目指すには、樹木剪定・管理の技術が必要である事がわかりました。
そこで、その年の11月に「福岡県シルバー人材センター連合会」主催の「樹木剪定講習」を受講しました。
そして、2008年6月に「会員」になり、西支部剪定の関班で、先輩方の指導のもと剪定作業に励んでおります。
 2008年7・8月に「樹木医一次試験」「樹木医二次研修・試験」にも運よく合格し、別途受験した日本樹木保存協会「二級樹医」にも合格しました。
先に取得した「しろあり防除施工士」と併せ、樹木の病虫害相談にお答え出来る素地ができたかなと思っております。

 樹木診断は「葉は沢山あるかな?」「葉の大きさは?」「枝枯れは?」「枝に蟻が?」など
いろいろ調べ、どのようにすれば弱った樹木を回復させることができるか、失敗が無い治療をする方法・費用等を計算、報告します。
健全な樹木を維持する為には、「人の健康と同じく、重病になる前に“予防・治療”を行う」ことです。

 沖濱さんは、「剪定班の方々が、より一層の剪定技術向上と樹勢の維持管理に心を砕かれ、剪定依頼主への信頼が益々高まることを願っております。その為にお役に立つなら労を厭いません」とおっしゃっていました。 これからの剪定班の益々の活躍が期待されます。